2025 5月9日 梅干し作りスタートです。
毎年小梅の梅干しを漬けています。
梅は異種受粉の木で、違う種類の梅が近くに必要なんですよね。
くりの木幼稚園には豊後、白加賀、青軸、花梅、小梅など種類が違う梅が植えられております。
さて、収穫した梅の重さを計測。
合計で2274グラム。
100円ショップで購入したフリーザーバッグで漬けます。

今回は1000グラムと1274グラムふた袋に分け、焼酎を適当に回しかけます。(ぐるっと1周回しかける感じ)
・梅が水で濡れているまま漬けると高確率でカビます。(重要)
・焼酎で濡れていると、梅ひとつぶひとつぶに塩がまとわりつきやすくなります。(カビにくくなります)
・焼酎を入れると、梅から水分が出やすくなります。(呼び水的な要素)
・梅干し完成時に焼酎の味(アルコール)はしない(無い)と思います。

全体的に梅ひとつぶひとつぶが焼酎で濡れている状態

1000グラムの梅には塩13%で130グラム、1274グラムの梅には13%で166グラムの塩を計測して入れております。

塩は20%、18%、15%、13%、10%…と今まで20年くらい色々試してきましたが、塩分量、カビにくさ、常温保存を考えると13%くらいがいいのかな、と思っています。
(これ以上塩分濃度を下げると、冷蔵庫保存や殺菌手順が必要でしょう)
フリーザーバッグを確実にとじ、全体に塩をいきわたらせます。


バッグが破れる可能性もありますので、二重にしておくのも良いと思います。
1日経ったら裏表を逆にしたり、梅を動かします。
(梅がだんだん柔らかくなるので、頻繁に動かすと崩れやすくなり、梅がグズグズの液状になってしまいます)
これで第一段階終了です。
水分が漏れないようにトレイやバケツに入れて保管します。
今回は小梅ですが、大きい梅でも作り方は変わりません。
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